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(法人情報)大阪日日新聞に掲載されました 15/09/05

9/5付けの大阪日日新聞に当社団の記事が掲載されました。

赤レンガ倉庫ジャズライブ(9/6開催)の告知とともに、築港・天保山地区の活性化に取り組む活動内容が紹介されています。

下記リンクよりご覧ください。

https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/150905/20150905040.html

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以下、大阪日々新聞 2015年9月5日より引用開始

★大阪港 まちづくり推進★

赤れんが倉庫 6日ジャズライブ

2017年に大阪港が開港150年を迎えるのを前に、大阪市港区の築港・天保山地区のまちづくりを推進しよう、と地元の企業や団体が中心となって運営法人を立ち上げた。“船出”して早々に、区のベイエリア魅力創造事業を受託、官民共同で活性化に取り組んでいる。目玉事業の一つとして、6日には沿岸の赤れんが倉庫でジャズライブも予定しており、老若男女が集う「アートの聖地に」と思いを込める。

築港・天保山地区の活性化に取り組むのは、地元商店街や地域活動協議会、学校など40の企業や団体が参画して、今年1月に設立した一般社団法人「港まちづくり協議会大阪」。活動の第一歩として、市コミュニティー協会と共同で区の「魅力パワーアップ事業」を1800万円で受託した。

■世界第一級

市営地下鉄の大阪港駅を中心に、約800メートル四方を海で囲まれた同地区。「大阪港の小さな宝島」と位置付け、一体でまちづくりを進める考えだ。

地域資源は豊富にある。エリアには年間220万人が訪れる水族館「海遊館」や大観覧車、美術館、絶好の夕日スポット、クルーズ船の寄港地などが集積。6月には赤れんが倉庫を改装したクラシックカーミュージアムも開業したばかりで、府市の都市魅力創造戦略でも、「世界第一級の文化観光拠点」と位置付けている。

同法人の松本英之事務局長(51)は「かつての水都大阪と他の都市との結節点(ターミナル)が大阪港だった」と、築港・天保山地区が国内有数の海の玄関口として栄えた歴史的意義を強調。横浜や神戸のようなハーバービューを生かした「おしゃれ」なまちを構想する。

■「菱垣廻船」復元

もう一つの活性化のツールが、江戸時代に大坂から江戸へ米や酒を運んだ貨物船「菱垣廻船」だ。同法人の前身は住民グループを中心に2008年に始めた「天保山まつり」の実行委。2年前には、市の施設に眠っていた縮尺版の船を復元し、法被姿の子どもたちがまちをえい航してまつりを盛り上げている。

自主財源の確保など課題もあるが、民間主導の取り組みとして海外から視察団が訪れるなどモデルケースとして注目を集めている。

■アートの聖地に

魅力向上のもう一つの手段が「アートの発信基地」。6日の催しではタレントでジャズボーカリストのぼんちおさむさんや音楽家でもある筋原章博大正区長もゲスト出演する。

月単位の恒例イベントにする方針で、松本事務局長は「プロ、アマ、子どもたちみんながこの舞台で演じたいと思うような、音楽とアートの聖地にしたい」と力を込める。

ジャズライブは午後6時から。入場料500円。

付属写真説明:クラシックカーミュージアムが入居する赤れんが倉庫=大阪市港区(港まちづくり協議会大阪提供)

大阪日々新聞 2015年9月5日より引用終了

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