最新記事

(船文化)築港・天保山浪華丸ヒガキ君Vol.03.16 復元プロジェクトの航跡

こんにちは!浪華丸ヒガキくんです。
大阪港開港150年祭_第10回え~やん!天保山まつり、
楽しみにしていた浪華丸ヒガキくん_まちなかパレードは、
台風22号の影響により、残念ながら市民の皆さんに
お披露目することが出来ませんでした。
ここで約5カ月間の復元作業を紹介させて頂きます。

今年6月から始めた復元作業は、
延べ作業日数:39日間(部材購入の日数は含まず)
復元作業参加者数、延べ135名でした。

【実施した主な復元項目】
・合羽甲板の製作(荷室含む)
・上貫木(うわかんのき)及び八頭(やつがしら)の製作取り付け
・新製作個所及び部材をオイルステインにて塗装
・筈緒(はずお)を麻のロープ製に交換、・帆摺管(ほずれくだ)を新調
・碇(いかり)の製作(5本) /その他、タイヤの空気圧点検及びエア充填

港住吉神社、氏子の皆さまをはじめ多くの応援がチカラになり、
完成することができましたことお礼を申し上げます。

さて最終作業日28日(土)雨の止み間に格納庫から出し、
大阪市立築港中学校 美術部の生徒さん達の力作!
動物たちと船をモチーフに仲間との繋がりを大切にする物語を
描いた創作絵画のバナーを浪華丸ヒガキくんに取り付けて写真に収めました。

そして第10回え~やん!天保山まつりは、内容を縮小し、
客船ターミナルで行われました。そのなかで国土交通省から
「みなとオアシス大阪港・天保山」として認定の式典が
行われました。これからも更なるにぎわいが楽しみです。

以上、平成29年 復元プロジェクトの航跡(みんなの功績)でした。
また、築港・天保山でお会いしましょう!ありがとうございました。

菱垣廻船の艤装は↓を参考にしてください。(日本財団 電子図書館)
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2000/00200/contents/055.htm

菱垣廻船復元プロジェクトリーダー 高見 昌弘

 

 

関連記事