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(船文化) ヒガキくん通信Vol.02.14 温故知新

こんにちは!浪華丸ヒガキくんです。

食の秋、そして紅葉。海外からも大勢の観光客が訪れます。
最近は日本の文化を見て感じる傾向にあるそうです。
さて、「菱垣廻船」の製作技法にはモノづくりのエッセンスがあり、船体が何かを語ろうとしているようにも思えます。
物流から経済の発展を担っていた江戸時代の貨物船。
あの有名な錦絵「菱垣新綿番船川口出帆之図」からも当時のまちの賑わいがうかがえます。

大阪港開港150年。
市民の皆さんはもちろん、世界の人たちに「菱垣廻船」を知ってもらいたい。そんな思いで復元を続けています。
10月16日(日)と23日(日)で、「矧付」(はぎつけ)が完成しました。
一旦外していた「菱垣模様」を改めて舷側に取付け、各部の補修から塗装へ、本番に向けて着々と作業を進めています。

第9回 え~やん!天保山まつり 11月6(日)開催!~開港150年に向けてまちが一つになる~
10月24日14時大阪市の公式サイトで報道発表、資料を公開!
そして今、大阪市営地下鉄の駅構内や車内にオレンジ色の大きなポスターが各所に掲示されていますのでぜひ話題にしてください。

【港住吉神社 祝 鎮座100年】
三分の一縮尺「菱垣廻船」浪華丸ヒガキくんの復元作業で大変お世話になっている港住吉神社は、築港1丁目に鎮座されて来年で100年を迎えられます。
先日、本殿のお化粧直しがあり、とても美しくなられました。

【復元作業日】 今年の作業もいよいよ終盤です。
10/30(日)10時~16時頃まで(雨天決行)
11/3(祝) 1/10模型を展示会場へ移送、帆柱を立てる練習(展帆)
作業場所:港住吉神社/境内

~大阪開港150周年記念~http://osakaport150.info/

1868年(慶応4年/明治元年)7月15日大坂港開港。
江戸期、全国からくる菱垣廻船をはじめとする大型船は、安治川と木津川を大阪湾からさかのぼり、
いまの福島区川口にあった船番所につきました。
この船番所が後の大阪港のもととなります。
市章である「みおつくし(澪標)」は、海からの大坂のまちへの入り口として、安治川と木津川の河口の沖合に立てられていたものです。(石浜紅子氏より)

一般社団法人港まちづくり協議会大阪
菱垣廻船復元プロジェクトリーダー 高見 昌弘
公式ホームページ:http://minatomachi-o.jp/

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