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(船文化) ヒガキくん通信Vol.02.12 あと一息!

こんにちは!浪華丸ヒガキくんです。

台風の影響もなく9月19日(祝・月)と25日(日)両日とも、予定どうり復元作業ができました。前回、曲げ加工の説明が少し不足でした。格納庫は布で覆われ、真横に本殿。
前には社務所があり火気厳禁なんです。各方面から、曲げ加工に関するアドバイスを頂きありがとうございました。

さて、引き続き「矧ぎ付け」の部材製作です。
今回、藤本木工所さん(港区波除)が厚みの調整を含め、製材の協力をしてくださいました。難関の「曲げ加工」も、あと一息!
お陰さまで「矧ぎ付け」の製作は、八割ぐらいまで仕上がりました。

今年5月、右舷側から始めた復元作業、平行しながら左舷側へと作業を進め、完成すれば堅牢な舷側になります。
甲板への乗降時も、より安全に!

【次回の作業日程】
10月2(日)、10日(祝)、16日(日)
いづれも10時~16時頃まで(作業の進捗次第)
作業場所:港住吉神社の境内。<雨天決行>
*復元PJ隊員募集中!

第9回 天保山まつり   11/6(日)開催!
今年の浪華丸ヒガキくんは更にパワーアップ!
まちなかパレードをお見逃しなく。

~大阪開港150周年記念~ http://osakaport150.info/

1868年(慶応4年/明治元年)7月15日大坂港開港。
江戸期、全国からくる菱垣廻船をはじめとする大型船は、
安治川と木津川を大阪湾からさかのぼり、
いまの福島区川口にあった船番所につきました。
この船番所が後の大阪港のもととなります。
市章である「みおつくし(澪標)」は、海からの大坂のまちへの入り口として、
安治川と木津川の河口の沖合に立てられていたものです。(石浜紅子氏より)

一般社団法人港まちづくり協議会大阪
菱垣廻船復元プロジェクト リーダー 高見 昌弘
公式ホームページ:http://minatomachi-o.jp/

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